太陽の周りを虹が囲む ハロ現象と環水平アーク

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こんばんは。

太陽を囲む、光の輪が出ていました!

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その下に伸びる、帯状の虹も。

どちらもとても大きくて、全体をカメラにおさめるのが大変でした(;^ω^)

 

 

Halo(ハロ)・日暈(ひがさ)

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(ぐんま天文台のHPより)

太陽に薄い雲がかかったときに、その周囲に現れる光の輪のこと。

月の周りに現れるときは月暈(つきがさ)というそうです。

虹のようにも見えることから白虹(はっこう)ともいわれているそうです。

 

ハロが見られるときは、天気の下り坂のサインと言われており、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れといわれているそうです。

低気圧や前線が接近してくると、空高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができますが、その雲を形成する氷晶がプリズムの役割をし、太陽の光が屈折することで発生します。

 

環水平(かんすいせい)アーク

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Wikipediaより)

太陽の下の水平線上の薄雲に、虹色の光の帯が見えるもの。

水平弧(すいへいこ)水平環(すいへいかん)ともいわれているそうです。

大気中の氷晶がプリズムの役割をし、太陽の光が屈折することで発生します。

虹とは異なり、太陽と同じ方向に現れて水平の帯の形をしています。

太陽が高い位置にある夏の時期に多く見られるそうです。

 

 

この歳になっても虹を見ると幸せな気持ちになれます。

どうしてなんだろう…?と思い、調べてみると

  • 虹は各色の間に明確な境界を引くこともできないという性質から、虹色の旗は「多様性」「共存」の象徴
  • セクシュアリティの多様性と共存という意味合いからLGBTの象徴
  • キリスト教で虹は「神との契約」「約束の徴」を意味する
  • ユダヤ教の聖書には、ノアの大洪水後、このような洪水はもう起こさないという神の永遠の契約として、虹をしるしとしている

とのこと。

ノアは最初の人類である、アダムとイブの三男の子孫なんだそうです。

ということは、虹を見てラッキーな気持ちになるというのは、人間が作られたころからの潜在的な認識なのではないかと思います。

 

ハロと環水平アーク、二つの現象が同時に観測されるのは珍しいことだそうです。

ハロは、聖者の頭上や背後に描かれる後光の意味もあるので、なんだかとても縁起が良さそうですね。